結束バンドは細長い物を束ねたり、目印にしたり、物を支持したりする上で使われるバンドで個人用から産業用まで幅広く普及している素材です。
ホームセンターを始め、100円均一のスーパーなどでも販売されており、多くの方が容易に購入して入手することができます。結束バンドの構造は、膨らんだ頭であるヘッドが存在し、それにバンドとなるストラップ、テールの三つの部分から成り立っております。その使用方法はバンド部分を輪にして利用しますが、そのテールをヘッドに存在する穴に挿し込んでテールを引っ張りバンドで結束を行います。
結束バンドの素材は、主にプラスチック樹脂でできているため、柔軟性が存在する柔らかい構造になっているのを知ることができます。テール部分を挿し込んでテールを引っ張るとヘッドの穴がバンドの凸凹が引っ張るごとに音を立てるので、それによって結束を可能とします。元に戻ることがないように引っ掛かることから一度、結束されると強く固定され、半永久的に結束を実現することができます。
テールは引っ張ることで程よいしなりを持たせて締め付けを行うことが可能ですが、その部分が邪魔になることも多いです。そのためハサミ・ニッパーなどでテールを切り取り、スマートにして利用するのが一般的となります。サイズによる違いが存在しても、構造はどのサイズも同じになっているため、使う現場によってサイズで使い分けると良いです。結束バンドはプラスチック樹脂素材が一般的ですが、ステンレスなどの金属タイプもあり耐久性を必要とする現場では、それらがよく利用されます。